よりよい世界を目指す行動

インドネシア チパナス チルドレン ビレッジ プロジェクト―スシラ ダルマは過去の誤りを修復するために、SICAはより良い将来を準備するために―

ラティハンを重ねることで人は自身の人間性と人生における目的に、より一層気づく様になります。又、他者を傷つける行為や言動が、次第に改められ、そして、他の人々を助けるプロジェクトへの参加を内部から促されることもあります。この促しを外に向け反映したスブド会員によるプロジェクトをスブドの組織は支援して来ています。スブドの目的でもある、福祉、文化、事業など、よりよい世界を目指すこれらの活動は、ウィングと呼ばれる関連附属組織と連携して実行しています。

 

地域開発および教育プログラム

クアドルのスシラダルマプロジェクトであるVivir協会がラテンアメリカのアショカ特別奨学金を授与されました。Vivir協会は、人間的かつコミュニティ主体参加による総合的健康の増進を目指し、1987年に設立されました。これは、様々な医薬や代替セラピーを含むアプローチを用いて女性たちが自身や子供たちをケアすることを学ぶのを助けるため、Eliana Garzon博士により始められました。プロジェクトの開始以来、このプロジェクトのワーカー達は400以上のエクアドルの地方や都市近郊のコミュニティーを訪ね、2005年までで8万人を超えるまでに達しました。2001年、この協会は世界保健機関により、21世紀のための全世界で15ある健康増進モデルの内の1つに選ばれました。

シラダルマプロジェクトである、インドネシアにおける国際救済開発ネットワーク(IRDN)の多くの活動の中の1つに、カリマンタンで1ヶ月の間4つの地方の村の40人の患者の参加による小規模試験的マラリア治療があります。検査を行った全患者がマラリアの検査で陽性反応でしたが、アルテミシアの乾いた葉を入れた茶による治療後には陰性反応となり、重大な副作用もありませんでした(3人の患者は検査に加わりませんでした)。このトライアルの結果を考慮し、IRDNは6つの村からの約500人の参加によるマラリア コントロール プログラムを1年間継続します。セントラル カリマンタン ルンガン リバー(WSA レポート2005より)

IRDNは1998に始まり、ジャカルタ、東ジャワと西ジャワの様々な地域、中央カリマンタン、アチェにて活発に活動してきています。例えば、衛生について住民を教育し、クリーンウォーターの指針をリーダが維持することを促すことでコミュニティーの健康を改善するためのプロジェクトを、IRDNはカリマンタンの移住村で行っています。また、地元の女性たちの管理による女性から女性へのマイクロクレジットプログラムも運営しています。

際児童発達プログラム(ICDP)は、恵まれない境遇にあり顧みられずにいる子供たちを、子供の心理社会的必要面でのトレーニングの世話をする人を通じて助けるため、1985年から開始し1992年に組織として設立されました。ICDPの方式は世界保健機関に評価され、ノルウェー、アンゴラ、コロンビア、ボスニア、エチオピア、その他各国で適用されました。このICDPのプログラムは特にコロンビアで活発で、2005年の時はコロンビアチームは年間で8000人をトレーニングし、累積で5、5000世帯に達しました。ユニセフは後に続くプログラムの資金提供を行うことになっています。又、ICDPは主に発展途上国に焦点を当てていますが、最近では少数に属するグループの母親の児童保護の分野や障害児の親や収監中の親の分野でのプロジェクトをノルウェー政府機関と共同で進めています。

南アジアでの地雷事故の生存者とその家族およびそのコミュニティを支援する国際NGOとして、米国のスシラダルマプロジェクトの1つであるクリア パス インターナショナルは2005年に50周年を迎えました。この年は、ベトナム、カンボジア、タイとミャンマーの国境沿いで支援を受けた事故生存者の数が2500人に達し、東南アジアやその他開発途上国の病院に輸送された医療器具と援助物資の海洋コンテナの数が50に達した年でもあります。又この年には、地雷事故生存者と恵まれない境遇にあるコミュニティのメンバーが農業の技術を学び働くカンボジアのバッタムバン地方に精米所を建設するための資金集めも立ち上がりました。

災後の取り組み

  • 2004年12月のスマトラ沖地震の津波に襲われた後インドネシアのアチェで、臨時の台所や学校、トラウマセンター、心理社会プログラム、トラウマを抱えた生徒に対応する教師をトレーニングするためのプログラム、を含むいくつかのスシラダルマプロジェクトが起ちあがりました。
  • 米国のスシラダルマで行われている10代の母親のためのプロジェクトがハリケーン カトリーナからの避難者の救済にその活動を広げました。寄付は、衣服、洗面用具、新しい地域に移った子供たちのための学校用品や本多数がされました。
  • パキスタンでの地震による被災後、現地のスブドメンバーが、村に向けてトラックで運ばれた食料、瓶詰めの水、調理器具、毛布や暖かい衣服を含む一式を集めてパッキングするための臨時の指令センターを設けました。そのチームは、Chinar kot Valleとその周辺地域の中で最も標高の高い村にトタン板を用意しました。半永久的住居のための建材は冬が到来する前に500世帯に与えられました。

文化プログラム

ルゼンチンを拠点としたTierra Viva(大地の喝采)プロジェクトは、収監中の母と子のための「芸術と気づき」についてのワークショップに焦点をあてています。ブエノスアイレスのEzeiza地方に本拠をおくこのプロジェクトに20人の母とその4歳もしくはそれより年下の子供たちが参加しました。このワークには3つの側面があります。子供たちが成長できる様にすること、遊びにあふれクリエイティブな場をその家族に用意すること、おもちゃの製作も行うこと。これらは全て刑務所の中で行います。Tierra Vivaはこの女性たちの絵画をアルゼンチン国立ライブラリでの展覧会「Art in Imprisonment(収監の中での芸術)」にて発表しました。

Tuning In (WSA レポート2005より)国中央カリフォルニアのステラネバダマウンテンにあるセブンサークルズ保養センターで、第6回となる”Tuning In(気持ちを理解する)”クリエイティブアートキャンプが催されました。このプログラムは地元の(障害児等、別の仕方では参加しない様な恵まれない状況にある)子供たちのための実地体験による文化および学習活動を提供します。このプロジェクトは詩の創作、操り人形を使った舞台演技、平面美術や宝飾品の創作などや、舞台ゲームを家族や友達、近隣の人々に上演することも行ってきました。このプログラムは子供たちが自由を体験して自信を築き上げ、生涯にわたって学ぶ能力を改善するために必要なことに焦点をあてるのを支援することが狙いです。