ヤヤサン ウサハ ムリア(YUM)の2009年度報告より
マラリアはカリマンタン州中部の流行であり、YUMが対象と定めている村々の居住者の常に三分の二近くが感染し、ある11000人を超す住民の地域では医師が僅か1人である。
YUMのマラリアコントロール計画は、主としてドイツ連邦経済援助省(BMZ)と共にスシラダルマドイツにより資金提供されており、カリマンタン州中部ではこの種の計画は最初の試みである。それは、予防に関する広範囲にわたるトレーニングや公衆教育、数千個におよぶ長時間持続する含浸の蚊帳(かや)の配布、家の散布消毒、幼虫駆除を含んでいる。
2009年4月に、YUMが計画の実施を始めて以来16か月経た状態を分析すべく、保健省から専門家チームが派遣され、外部評価が行われた。マラリア学と昆虫学による調査の結果、YUMの対マラリア計画によって、ブキット・バツゥにおけるマラリア感染がきわめて減少したことが確認された。
YUMのマラリア計画コーディネーターであるシント博士とオーストラリア政府海外援助プログラムのボランティアであるルーシー・タロンさんの支援により、集中的教育キャンペーンが進行しており、如何にしたら感染の危険を最小限度にするかの知識を人々に伝える一環としての特別イベント、世界マラリア・デーがカリマンタン州中部で初めて開催された。
地域社会の人々がマラリアの治療法と殺虫剤で処理された蚊帳(かや)使用の重要性について理解を深めたことで、地域社会のたいていの住民の行動が非常に積極的に変わるに至った。計画の長期にわたる持続可能性を確実にするために、YUMは、地方政府の保健所と緊密な協力のもとに働いている。
編者注:2010年3月のYUM報告書には、さらなる改善状況を記している。
2010年8月25日発行スブド ワールド ニュースより


