変容の目撃

世界宗教会議でのスブドメンバー世界宗教会議におけるスブドの贈り物

世界宗教会議が、2009年12月3日にメルボルンで開催された。スブドの会員はかつてこの会議に出席はしたが、スブドが「正式に」プログラムの中に組み込まれたのは今回が最初のことであった。

最終日である12月9日(水)の午前中に、スブド参加者の一団が60名ほどの会衆に話しかけた。ムレイ・クラファム(Murray Clapham)氏が議長を務めるパネルは、「人の可能性の開発とその実行」というテーマを掲げた。

最初の発表者はWSAの女性議長Osanna Vaughn 女史で、彼女はスブドに関する概要とラティハンについて語った。そして、どの宗教を信じる人も宗教を持っていない人も、共に礼拝できる場としてのスブドのユニーク性について語った。彼女は(スブドの)過程を、何かを与えられ、与えられたものを"贈り物"として世界に還元する、輪のようなものとして説明し、「それはいつも祝賀なのです」と述べてしめくくった。

シャリフ(Sharif)氏とTuti Horthy氏 は、バパが24歳の1925年に受け始めたスブドの歴史の概略を述べた。Tuti氏 は、"あらゆる異なる形態の生命の理解"と"この宇宙で生きるための指針"をもたらす、(バパの)"1000夜"の霊的経験について述べた。

シャリフは「スブドを特別なものにしているのは、神の力を物理的な現実のものとして我々が感じることが出来るこのエネルギーを伝え渡すことが出来るということです」と結論を述べた。かつて起こっていたそのような経験が今ではスブドを通じて可能となり、バパはをれを「全ての人の生得権」として言い表していた。

グエランド・ヘルメス平和財団の創始者シモン・グエランド・ヘルメス氏は、子ども時代の事故が彼の眼の一つに害を与え、恐ろしい悪夢で悩まされた状況を語ると共に、「恐れるでない。これが汝のいのちの終わりを意味するものではない」と彼に告げ、安心させる不思議な人物が夢に何回か現れたことを話した。

彼はさらに続けて、孤立感を脱し、喜びも悲しみもすべて人類とわかち合っているという感覚を彼にもたらしたスブドの旅について語った。そして彼は、自動車事故が後の彼の人生において、何か真に目的のある行動の必要性を実感させ、宗派を越えた問題と教育に焦点を当てる平和財団を設立する契機となったと、その過程を述べた。

彼は、「ラティハンは既成のものではありません。・・・それは各個人それぞれにとってのオーダーメイドのものです」と述べて発表を終わった。これはフランスのファッション専門店ヘルメスの副会長にふさわしい比喩であった。

スシラ・ダルマ・インターナショナルの議長であるシャリフィン・ガーディナー(Sharifin Gardiner)氏は、「健康、開発、環境の分野での23の各国のスブド団体と、世界中の45の計画による自助のための援助」に関する人道的・社会的活動について語った。その例として彼は、子どもと保護者たちの関係改善のための訓練により、世界の多くの場所に大きな影響を与えている国際児童発達プログラムについて述べた。

最後の発表者であるアレクサンドラ・アッセイリー(Alexandra Asseilly)女史は、彼女のレバノン紛争の経験を通して、人間の暴力と紛争の原因を理解するようになった過程について語った。激怒はどうして起こるのであろうか。そしてどのようにしてそれから癒されるのであろうか。彼女自らの理解力と精神療法家としての経験を通して、彼女は祖先からの紛争を引き継がせている「生きている者と死者の間の契約」に気づいた。そして彼女は、赦しこそが悪循環を断ち切る道であると信じるに至った。このことで、ベイルートの赦しの庭である Haidiquat as Samah にいのちが吹き込まれた。彼女は、平和のテーマについて個人的にどう考えているか、会衆にいくつかの質問をした。

会衆の一人は、今すぐにでもオープンされたいと申し出た。ある女性は、このパネルで出会ったすべてのスブド会員が謙虚であることが印象に残ったと語った。何人かは午後に、パネルで語ったスブド会員にさらに深い追求の質問を行なった。全体として、今回のパネルはリラックスしたものであり、スブドの最も重要な面のほとんどに触れる有益なものであると共に、それぞれのスブド会員の個性と経験の特質を浮かび上がらせるものでもあった。

スブドボイス編集長 ハリス・スマート

 2010年2月発行スブド ボイスより

最終更新 ( 2010年 3月 10日(水曜日) 12:02 )  

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